司法書士試験を独学で特攻する勇猛な戦士の皆さん、こんにちは。
今回は僕が独学で使ったテキストやら何やらを参考までに紹介します。
テキスト
広い意味でインプット用で役に立った書籍を挙げます。
勉強法は人それぞれなので完全に主観です。
- 司法書士受験六法
- 伊藤誠 試験対策講座 憲法
- 伊藤誠 試験対策講座 民法(総則・物権・債権総論・債権各論)
- 伊藤誠 試験対策講座 刑法(総論・各論)
- 伊藤誠 試験対策講座 民事訴訟法
他にも色々買いましたが、僕の骨子を作ってくれたのはこのへんでしょうか。
まず、真っ先に突っ込みが入りそうな伊藤誠シリーズですが、これは司法試験用の書籍になります。
僕は単純暗記が大嫌いなので理論立てて各法の骨子を教えてくれた伊藤誠シリーズには感謝感謝です。お陰で勉強に飽きるのも防いでくれるし推論型の問題にも強くなりました。
法律素人からの僕にとってはこの骨子を学ぶことが重要でした。
何よりも内容が楽しかったです。
特に民法総則は基礎的な部分を補ってくれました。これは良作です。
憲法や刑法、民事訴訟法に至っては読むこと自体が楽しく、特に刑法理論は面白かったです。
・・・え? 受験に役に立ってない?
これ読んだ後の条文理解があるから暗記できたんだと僕は思い「込んで」ます。
問題集
役に立ったアウトプット関連を挙げます。
- 合格ゾーン (各科全科目)
- 成美堂出版 予想模試
- 記述式過去問題集(ワセミだったか忘れたけど過去問10数年分)
以上でございます。
特に合格ゾーンは全問正解レベルまで研鑽しました。
わからなかった問題はその都度ノートに記載して「わからんノート」を作っていた思い出があります。
模試を受けられない独学戦士だったので成美堂の模試本は本番前のお供でした。
こんなんで大丈夫か? と何度も思いましたが、模試がない僕にはこれしか無いのです・・・。
休みの日に市の図書館で一日中籠って模試解いてた思い出がよみがえります。
その他
- ノート (全部で10数冊くらい)
成功の糧はこれに尽きます。
わからん問題は理由付きでノートに問題そのものを簡潔に書いていました。答えを赤ボールペンで書いて赤のスケスケな下敷きでスキマ時間に解答しまくってました。
条文読んでワケワカラン内容があった時はノートに図式でまとめていました。文字ではなく図式化したため暗記が容易であったことを覚えています。時にはフローチャートみたいなまとめ方もしていました。
合格年度は勉強時間にして平均1時間/日くらいでしたが、このノートに記憶保存の多くを委ねていました。
ノートは作成時も記憶定着に役立ち、そしてノートにまとめる行為自体楽しいものでした。
まとめ
結局「役に立った!」と言える書籍はこんな内容です。
自分に合わないテキストを読むくらいならサッサと問題解いてしまおう、と問題集攻略に明け暮れた時もありまして、中には微妙な書籍も沢山ありました。
書籍にお金をかけられるのは独学の特権かも知れませんね。
独学の皆さんは糧になる楽しい書籍に惜しみない投資をしましょう!